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2020.7.30専門家コラム

補助金とは

補助金とは

企業が、設備投資や販路開拓等(制度により異なる)に使った経費の一部を、国が負担するお金のことで、返済する必要のないお金です。

もう少し詳細にお伝えしますと、
各省庁(経済産業省や中小企業庁、環境省等のこと)の政策で、財源は国民からの税金です。
各省庁から、(例えば)「こんなことやってくれた企業には、〇割は国から補助しますよ」という公募が出ます。

この公募には期限があり、期限内に事業計画書等を作成して、申請を行います。
国が、御社の事業計画は良い。と採択されたら、その事業計画通りに事業を進めます。
その計画事業が終われば、国に実績報告を行い、国からお金を貰えます。

といったものです。

どんな事業が補助金の対象なのか?

前述の「こんなことやってくれた」というのは、設備投資であったり、販路拡大の経費、環境改善であったり、各省庁の政策により異なります。

申請したら、全員が貰える?

申請者全員が貰えるわけではありません。
採択された事業者のみ、補助金が貰えます。もし、御社の事業計画に、各省庁の公募と合致するものがあれば、その事業計画にかかる費用が、〇割国から貰えるかもしれません。

小規模事業者持続化補助金を例にしてみましょう

・概要
小規模事業者の皆さん、顧客開拓のために、HP作ったり、パンフレット作ったり、店舗改装したら、中小企業庁が、そのかかった経費の3分の2は、出してあげますよ。

・詳細
申請期限までにまず事業計画書を作ってお近くの商工会議所(若しくは商工会)に申請して下さいね。

・申請
申請したら誰でもお金を貰えるわけじゃなく、国はその事業計画を見て、いいなと思った企業のみを採択します。なので、採択されなければ、お金は貰えませんよ。

・採択後
採択されたら、事業計画通りに事業を進めます。例えばHP作成であれば、採択後に、HPの発注、制作に入ります。そして、完成したら国に「完成しました」という事業報告をします。

・報告後
報告が完了したら、国から3分の2を貰えます。

という流れになります。