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2020.8.18すべて
小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型
以外と知らない
小規模事業者持続化補助金(以下、持続化補助金)のコロナ特別対応型。
これは新型コロナウイルスの影響によりできた持続化補助金のコロナ型バージョンです。
ではまず、「コロナ型」のお話をする前に、元となる「一般型」の持続化補助金のキホンからお話します。
※一般型とは、従来からある持続化補助金のこと
※コロナ型とは、コロナウイルスの影響により、新しくできた持続化補助金のこと
申請は誰でもできる?
①小規模事業者のみであり、以下の人数の制限があります。
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 従業員 5名以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 従業員20名以下 |
製造業その他 | 従業員20名以下 |
②補助対象者の範囲
補助対象者 | 補助対象にならない者 |
・株式会社、有限会社、合同会社等
・個人事業主 ・一定の要件を満たしたNPO法人 |
・医師、歯科医師、助産師
・一般社団法人、公益社団法人(財団含む) ・医療法人、宗教法人、学校法人、農事組合法人、 社会福祉法人 ・申請時点で開業をしていないもの ・その他 |
申請すれば誰でも貰える?
誰でも貰えるわけではありません。
申請し、国に採択され、その事業を行って、報告をした者にのみ貰えます。
いくら貰えるの?
販路開拓等のために使った経費の2/3(上限50万円)が補助されます。
販路開拓等って?
新規顧客の開拓や生産性の向上等です。
対象経費として、よく使われるものとしては、
・HP作成やリニューアル
・店舗のリフォーム工事
・設備の購入
等が多いです。
しかし、顧客開拓をしない単なる会社概要や案内だけのHPリニューアルでは、
持続化補助金の対象となりません。
いつ使った経費が貰えるの?
採択後の経費のみ認められます。
持続化補助金の種類
元々は、一般型しかありませんでした。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、コロナ用の持続化補助金が創設されました。
従来のものを「一般型」、コロナ用のものを「コロナ特別型」と呼びます。
コロナ特別型とは?
正式には「コロナ特別対応型」といい、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるためにできたもので、
販路開拓に使った経費の内、1/6が以下のA~Cの3種類のどれかに該当するものであれば、
一般型と比較して、
①補助される金額や割合が大きい
②採択前からの経費も認められる
といったメリットがあります。
A:サプライチェーンへの毀損への対応
例:
●仕入先に部品の製造を依頼していたが、仕入先がコロナの影響により製品のを出荷できなくなり、
自社で製造することになり、その為に設備投資を行う場合
B:非対面型ビジネスモデルへの転換
例:
●オンライン相談を行うための取組。
●飲食店がテイクアウトを始めるための設備投資や試作開発。
●キャッシュレス決済端末の導入
C:テレワーク環境の整備
例:
●従業員のテレワークを促すための、クラウド上の勤務管理やコミュニケーションツールの導入
一般型とコロナ特別型はどう違うのか?
■補助割合
一 般 型:補助対象経費の2/3
コ ロ ナ 特 別 型:補助対象経費の2/3 or 3/4
先述した、B,Cの取組を行えば、3/4の割合で補助されます。
■補助金額 上限
一 般 型:50万円、100万円、150万円
コ ロ ナ 特 別 型:100万円、150万円、200万円
これは業種や取組により異なります。
御社がどれに当てはまるかは、以下のリンクからみて、確認してみましょう。
(あなたは何型?早わかりチャート)
https://r2.jizokukahojokin.info/corona/files/5315/9469/2894/TypeChart.pdf
■補助経費の対象となる期間
一 般 型:補助金交付決定日~報告締切日
コ ロ ナ 特 別 型:2020.2.18~報告締切日
これは大事なところなので、必ず知っておいて下さい。
通常補助金は、採択された後(補助金交付決定日)の発注等しか認められないのです。
しかし、コロナ特別型に関しては、2020.2.18以降の分からの発注に関して認められることになっております。
以上が、小規模事業者持続化補助金 コロナ特別対応型でした。
一般型の基本もお話しましたが、お分かり頂けましたでしょうか。
「うちが補助金使えるのか知りたい」方は、
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